気分転換活動不足とは、レクリエーション活動や余暇活動から得る刺激やそれらへの興味や関与が減少した状態の事である。
<看護計画>
目標
気分転換を行うことができる
人との交流により気分転換できる
機嫌が良くなる
O-P
1.表情、言動
2.ストレスの有無、原因
3.精神症状の有無(不安、うつ、いらいら、攻撃的など)
4.睡眠状況
5.コミュニケーション能力
6.周囲への関心
7.運動障害の有無
8.疾患、治療に対する知識や理解度
9.安静、隔離に対する知識や理解度
10.入院前の生活サイクル、習慣、趣味
11.余暇活動に対する価値観
12.家族や友人の面会状況
13.ソーシャルサポートの活用状況
T-P
1.患者とゆっくり話しができる時間を作る
2.感情を表現しやすい雰囲気を作る
3.患者と一緒に気分転換の方法を考える
4.活動ができる様に体位の工夫を行う
5.活動ができる様に環境調整する
6.リラクゼーションを取り入れる(音楽、アロマ、ストレッチなど)
7.気分の変化を可視化するために振り返りノートや日記を書く事を勧める
8.ピアサポートのために状況の似た患者と繋がりが持てる様に工夫する
E-P
1.言いたい事は我慢せず伝える様に説明する
2.やりたい事があればいつでも伝える様に説明する
3.疾患や治療の必要性を説明する(または医師から説明してもらう)
4.安静や隔離の必要性を説明する(または医師から説明してもらう)
5.家族に対し、気分転換のためには家族の面会が有効である事を説明する