この記事(病態関連図)の活用方法
この「一目でわかる!病態関連図」シリーズは、複雑な疾患のメカニズムをストーリーのように直感的に理解できるよう設計されています。実習前の知識の整理やアセスメントの根拠固めにぜひご活用ください。
【次のステップへ】関連する「看護診断」の記事で、さらに学びを深める
病態を理解したら、次はそれを「どう看護に繋げるか」が重要です。
この病態関連図とセットで読むことで学習効果が最大化される「看護診断」の記事もnoteで公開しています。
全身性強皮症
全身性強皮症とは、自己免疫の異常により皮膚および各臓器に膠原繊維が過剰に沈着し、硬化や線維化を来す疾患を言う。
全身性強皮症の病態関連図の構成要素
【病因】
・遺伝因子
・環境因子(ウイルス感染、薬剤、シリカ曝露など)
【病態】
1.免疫異常
・外部刺激に対して自己免疫系が活性化し、炎症性サイトカインや自己抗体(抗トポイソメラーゼ抗体など)が産生される
2.血管障害
・サイトカインや自己抗体により血管の内皮細胞が障害される
・障害された血管の内皮細胞の修復過程で内皮-平滑筋細胞-線維芽細胞間の相互作用が生じ、血管閉塞が進行する
・末梢循環不全による皮膚症状(レイノー現象、皮膚潰瘍)
3.線維化
・線維芽細胞の過剰活性化により膠原繊維を大量に産生する
・リンパ球の浸潤やコラーゲンの沈着に伴う内膜の肥厚と線維化
・各臓器の線維化による全身症状(皮膚および各臓器の硬化)
【症状に関連した看護計画】
・レイノー現象
・皮膚潰瘍
・皮膚の硬化(皮膚の乾燥、掻痒感、手指や腕の浮腫・こわばり、巧緻性の低下、関節可動域制限、関節拘縮)
#レイノー現象、皮膚の硬化、関節可動域の制限に伴う疼痛
#皮膚の硬化、関節可動域の制限に伴う運動機能障害
#皮膚の硬化、関節可動域の制限に伴うセルフケア不足
・皮膚の硬化に伴う仮面様顔貌、開口障害
・食道の硬化
#食道の硬化に伴う嚥下障害
・肺、肺血管の硬化
#肺、肺血管の硬化に伴う肺高血圧
・心筋の硬化
#心筋の硬化に伴う倦怠感
#心筋の硬化に伴う易疲労感
・腸管の硬化
#腸管の硬化に伴う蠕動運動の低下による便秘
#腸管の硬化に伴う消化・吸収不良による下痢
#腸管の硬化に伴う消化・吸収不良による体重減少
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