看護計画に迷ったら”初月無料”のなんでなんだナーシング×note
なんでなんだナーシングの使い方は以下の様な流れになっています。サイトを使う際にご活用ください。
なんでなんだナーシングの計画は以下の様な流れになっています。計画を調べる際にご活用ください。
<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。
<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。
<看護計画>
疾患:
既往歴:
治療内容:
目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる
O-P
1.認知力、理解力
2.検査データ
-血液検査:WBC、RBC、Hb、Ht、Plt、白血球、CRP、TP、HDLコレステロール、LDLコレステロールなど
-尿検査:尿蛋白、尿潜血、尿pH、亜硝酸塩、尿白血球
-レントゲン、CT、MRI、心電図
3.運動・知覚障害の評価
-徒手筋力テスト(MMT)
-Frankel分類
-ASIA分類
-Zancolli分類
4.機能評価
-BI
-FIM
-各ADLの詳細
・食事(場所: 、方法: )
・整容(場所: 、方法: )
・入浴(場所: 、方法: )
・更衣(場所: 、方法: )
・排尿(場所: 、方法: )
・排便(場所: 、方法: )
・トイレ動作(方法: )
・移乗(方法: )
・屋内移動(方法: )
・屋外移動(方法: )
-IADLの詳細
・食事の準備(方法: )
・掃除(方法: )
・洗濯(方法: )
・買い物(方法: )
・その他(方法: )
5.バイタルサイン(特に体温、血圧)
6.合併症の有無
-易疲労感
-痺れ
-疼痛
-浮腫
-痙性
-うつ熱、冷え
-起立性低血圧
-自律神経過反射(第6胸髄より上位の損傷の場合)
・頭痛
・顔面紅潮
・発汗
・鼻詰まり
・鳥肌
・嘔気
・徐脈
・血圧上昇
・呼吸困難
・筋肉の痙性
-低血糖
-深部静脈血栓症(DVT)
-性機能障害
-関節拘縮
-異所性骨化
-陥入爪
-蜂窩織炎
-皮膚炎、毛嚢炎
-褥瘡
-尿路感染
7.食事摂取量、食事内容
8.体重、体重の変化
9.排尿状況、失禁の有無
10.排便状況、失禁の有無
11.運動量、運動習慣
12.疾患や障害について誰にどの様に説明されているか
13.疾患や障害に対する受け止め方
14.疾患や障害についての理解
15.不安に思っていること
16.ストレスの有無、対処方法
17.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
18.受傷前の生活状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数など)
-喫煙や飲酒の有無
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
19.家族や地域のサポートの有無、状況
20.家族の知識、理解
21.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供
T-P
1.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
3.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
4.ADLに合わせて環境を調整する
5.ADLに応じて必要な動作を介助する
-できる事は自身で行う様に声掛けする
-できない事は介助する
6.多職種連携し、患者に合わせた適切な動作や補助具・自助具を活用できる様に調整する
7.多職種連携し、患者が適切な動作を獲得できる様に介入する
-ROM訓練
-筋力訓練
-作業訓練
-装具療法
-ADL訓練
8.それぞれの合併症に対してできる事を検討し介入する(以下は例として参照する事)
-易疲労感:患者の疲労度を踏まえて車いす乗車時間を調整する
-痺れ:痺れがADLに影響する場合は医師指示の鎮痛薬を使用する、医師に状況を報告し薬の調整を検討してもらう
-疼痛:痛みがADLに影響する場合は医師指示の鎮痛薬を使用する、医師に状況を報告し薬の調整を検討してもらう
-浮腫:予防として弾性ストッキングを着用する、下肢の浮腫が見られたら下肢を挙上する
-痙性:痙性が起こる可能性がある刺激をできる限り避ける、痙性が治まってから動作を開始する
-うつ熱、冷え:室温や着るものを調整する
-起立性低血圧:コピペでかんたん立案!自律神経障害 (起立性低血圧)の看護計画を参照する
-自律神経過反射:自律神経過反射が出現したら原因を確認し刺激を除去する、血圧が下がる様に上体を挙上する
-低血糖:コピペでかんたん立案!低血糖(リスク状態)の看護計画を参照する
-深部静脈血栓症(DVT):予防として弾性ストッキングを着用する
-陥入爪:爪をスクエアカットにする、テーピングを行う
-蜂窩織炎:皮膚を清潔に保つ、入浴後に保湿をしっかりと行う
-皮膚炎、毛嚢炎:皮膚が清潔に保たれる様に運動後に清拭を行う
-褥瘡:予防としてコピペでかんたん立案!皮膚統合性障害:褥瘡リスク状態の看護計画を参照する
-尿路感染:予防として清潔に導尿を行える様に手指消毒について説明する、手順を確認する
9.定期的に体重測定し、体重を管理する
10.栄養指導を受けられる様に調整する
11.気分転換できる方法を検討する
※コピペでかんたん立案!気分転換活動不足(成人)の看護計画を参照
12.疾患に対する注意点や自己管理の方法についてのパンフレットを作成する
13.脊髄損傷の経過や障害について説明がなされていない場合、説明の機会を設ける
14.家族や地域の支援者が同一の知識を得られ対応できる様に、 全員に説明できる場をつくる
15.在宅医療が受けられる様に多職種や地域の支援者と連携する
16.退院前カンファレンスを開催する
-患者や家族がニーズや不安な事などを表出できるように支援し、必要時は代弁する
-退院指導の内容を地域の支援者と情報共有する
17.ソーシャルサポート(社会的支援)を紹介する
※脊髄の神経は治癒しないため、身体は受傷前の状態には戻らず障害が残る。この事が説明されているか確認し、説明がされていない場合は医師から説明してもらう様に調整する。医師からの説明後、障害受容を考えて患者の様子や時期を見ながらパンフレットを用いた説明を行うのが望ましい。
E-P
1.脊髄損傷についてパンフレットを用いて以下説明する
-脊髄損傷とは、現在の病状
-健康管理
・食生活
・排便管理
・排尿管理
・運動の必要性
・自律神経過反射の予防と対処法
・褥瘡予防
・その他の合併症予防と対策
-ADLに合わせた在宅調整
-在宅生活で必要物な物品
2.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用方法について説明する
3.かかりつけ医の必要性について説明する
4.災害時の対応について説明する
以下脊髄損傷について(外部サイト)
脊髄損傷とは
脊髄損傷に関するQ&A 看護roo!
脊髄不全損傷|非骨傷性頚髄損傷 弁護士法人アジア総合法律事務所(診断画像あり)
脊髄損傷の評価
脊髄損傷について(神経系統の機能の障害) 橋本行政行政書士事務所
脊髄損傷の評価・病態
脊髄損傷の包括的治療 加藤真介ら(徳島大学病院リハビリテーション科)
機能状態別、動作獲得の目安 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局 別府重度障害者センター
在宅支援・患者指導パンフレット
頚髄損傷者の住まいの工夫 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局 別府重度障害者センター
在宅生活ハンドブック 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局 別府重度障害者センター