患者さんのネガティブ発言に心が折れそう…いますぐできる3つの対処法

なんでなんだアンサーズ

本日の質問

実習で受け持っている患者さんが、常に身体の不調や将来への不安など、ネガティブな発言を繰り返します。その患者さんの力になりたいと思い、一生懸命話を聞いたのですが、だんだんとこちらの気持ちまで落ち込んでしまい、疲れてしまいました。患者さんのつらさも理解したいのですが、どのようにコミュニケーションをとれば、お互いにとってより良い関わり方ができますか?

本日の回答

患者さんのつらい気持ちに寄り添おうとする姿勢は、看護の基本であり、とても素晴らしいことです。ですが、その優しさゆえに、あなたが疲れてしまっては、継続して良い看護を提供することが難しくなってしまいますよね。だからこそ、「自分も相手も大切にする関わり方」を考えてみましょう。
まず大事なのは、「共感すること」と「心の中に境界線を引くこと」です。
患者さんがつらさや不安を話してきたときには、「そうなんですね」「それはおつらいですね」と気持ちに寄り添う言葉をかけることが大切です。でもそのとき、相手の感情を自分の中にすべて取り込まないようにしましょう。心の中に一本の線を引いて、「この感情は患者さんのものであって、自分が全部解決しなければいけないわけではない」と意識することで、冷静さを保ちながら関わることができます。
次に、「ネガティブな言葉の奥にある困りごとを探る」ことも大切です。
たとえば、「もう何もかも嫌だ」という言葉の背景には、「夜眠れない」とか「家族に迷惑をかけていてつらい」といった、具体的な悩みがあるかもしれません。「どんなときが特につらいと感じますか?」など、少し具体的に聞いてみることで、漠然とした不安の正体が見えてきて、看護としてできる関わり方も考えやすくなります。
それから、「自分を守るための関わり方」も忘れないでください。
ずっと話を聞き続けていると、誰だって疲れてしまいます。「また〇時に来ますね」と時間を区切って関わることで、自分の気持ちを整える時間も確保できます。また、無理に元気づけようとしなくても大丈夫です。「今日は顔色がいいですね」や「昨日より少し歩けましたね」といった、小さな変化を伝えるだけでも、患者さんにとって前向きな声かけになりますよ。
そして最後に大事なのは、「一人で抱え込まないこと」です。
患者さんとの関わりに悩んだら、カンファレンスなどで「〇〇さんへの声かけ、どうしたらいいかな?」と相談してみましょう。仲間の意見を聞くことで、違う視点に気づけることもありますし、自分の気持ちもきっと軽くなるはずです。看護は一人で抱え込まず、チームで支え合いながらやっていくものです。一緒に頑張っていきましょうね。

本日のまとめ

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