本日の質問
尿路結石による水腎症で腎盂腎炎となった患者さんを受け持っています。先日、緊急オペで腎ろうの造設を行いましたが腎ろうからの排液がずっと膿性です。
排液が膿性なのは腎盂腎炎だからでしょうか?
本日の回答
腎ろうからの排液が膿性である理由として、まず考えられるのは腎盂腎炎の影響です。
腎盂腎炎は細菌感染により腎盂や腎実質に炎症を引き起こし、膿が形成されることがあります。
特に、尿路結石による水腎症があると尿の流れが滞りやすく、細菌が繁殖しやすい環境となるため、感染が悪化しやすくなります。
その結果、腎ろう造設後も膿性の排液が続いている事が考えられます。 膿性排液が持続する場合は、抗菌薬治療が適切に行われているか、腎ろうのドレナージが十分に機能しているかを確認する事が重要です。
排液の性状の変化の観察、血液検査の結果やバイタルサインのチェックを通じて全身状態を評価し、腎ろうの閉塞や逆流がないかを確認しましょう。


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