看護計画に迷ったら”初月無料”のなんでなんだナーシング×note
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なんでなんだナーシングの計画は以下の様な流れになっています。計画を調べる際にご活用ください。
<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。
<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。
<看護計画>
疾患:
既往歴:
治療内容:
目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる
O-P
1.重症度
-NYHA心機能分類
-WHO肺高血圧機能分類
2.検査データ
-右心カテーテル検査
-肺シンチグラフィー(換気、血流)
-肺動脈造影
-胸部造影CT
-心エコー
-胸部レントゲン
-心電図
-血液検査:動脈血液ガス分析
3.ADL・IADL
4.認知力、理解力
5.バイタルサイン
6.胸部の異常音
-肺血管性雑音
-肺高血圧症を示唆する異常(少なくとも1つ)
・Ⅱp(Ⅱ)音の亢進
・Ⅲ/Ⅳ音
・肺動脈弁逆流音
・三尖弁逆流音
7.慢性肺血栓塞栓症(慢性血栓性閉塞性肺高血圧)の症状の有無
-頻脈
-チアノーゼ
-過呼吸
-労作時の息切れ
-全身倦怠感
-深部静脈血栓症に関連した症状
※コピペでかんたん立案!非効果的健康管理:深部静脈血栓症(DVT)の看護計画を参照
-動悸
-胸痛
-眩暈
-乾性咳嗽
-血痰
-下肢の浮腫
-突然の呼吸困難(急性例、月1回以上)
-突然の胸痛(急性例、月1回以上)
-突然の失神(急性例、月1回以上)
8.合併症の有無
-肺出血
-肺梗塞
-右心不全
9.食事摂取量、食事内容
10.嗜好、偏食の有無
11.体重、体重の変化
12.排尿状況
13.排便状況
14.安静度
15.活動量
16.睡眠状況
17.治療内容
-抗凝固薬療法( )
-抗凝固薬療法における副作用の有無
・易出血
-血栓溶解療法( )
-血栓溶解療法における副作用の有無
・易出血
-酸素療法
-肺動脈内膜摘出術(PEA)
-肺動脈内膜摘出術(PEA)の合併症の有無
・遺残性肺高血圧
・再灌流性肺水腫
・肺出血など
-肺動脈バルーン形成術(BPA)
-肺動脈バルーン形成術(BPA)の合併症の有無
・肺障害
・気道出血
・遅発性肺水腫
・気胸
・間質性肺炎など
-肺血管拡張療法( )
-肺血管拡張療法における副作用の有無
・頭痛
・嘔気
・痛み(顎、足の裏など)
・下痢
・皮膚の赤み
・眩暈
・血圧低下
・浮腫など
-右心不全に対する治療
-肺移植
18.服薬状況
19.服薬管理状況
20.疾患について誰にどの様に説明されているか
21.疾患、治療に対する受け止め方
22.疾患についての理解
23.治療についての理解
24.不安に思っていること
25.ストレスの有無、対処方法
26.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
27.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数など)
-喫煙、飲酒の有無
-運動量、運動習慣
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
28.家族のサポートの有無、状況
29.家族の知識、理解
30.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供
T-P
1.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
3.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
4.安楽な呼吸ができる様に調整する
-移動や活動が最小限になる様に環境を調整する
-呼吸を妨げない様にゆとりのある衣服にする
-呼吸を妨げない様に掛物はできるだけ軽い物にする
-上体を30~45度に挙上する(セミファウラー位またはファウラー位)
5.酸素を使用する場合、医師指示の酸素療法を行う
6.ADLに応じて必要な動作を介助する
-できる事は自身で行う様に声掛けする
-できない事は介助する
7.PT・OTと連携し、患者に合わせた適切な運動が行える様に調整する
・マッサージ
・関節可動域訓練
・筋力増強運動
・ADL訓練
8.胸痛がある場合、痛みの管理を行う
※コピペでかんたん立案!安楽障害:急性疼痛の看護計画を参照
9.右心不全に対するケアを行う
※コピペでかんたん立案!非効果的健康管理:心疾患リスク(心不全)の看護計画を参照
10.確実に服薬できる様に内服管理を行う
11.血栓性溶解療法や抗凝固薬の副作用(出血傾向)に対するケアを行う
-打撲や創傷が形成されない様に環境調整を行う
-栄養科と連携し、食事内容を変更する(塩分制限食)
-抗凝固薬の副作用(出血傾向)に対する栄養指導が受けられる様に調整する
※抗凝固薬の副作用(出血傾向)についてはコピペでかんたん立案!出血傾向(易出血状態)の看護計画を参照
12.内服を自己管理できる様に方法を検討する
13.肺動脈内膜摘出術(PEA)が行われる場合、準備と実施前後の状態の管理を行う
14.肺動脈バルーン形成術(BPA)が行われる場合、準備と実施前後の状態の管理を行う
15.疾患に対する注意点や自己管理の方法についてのパンフレットを作成する
16.家族が同一の知識を得られ対応できる様に、 家族全員に説明できる場をつくる
17.在宅医療が受けられる様に多職種や地域と連携する
18.退院前カンファレンスを開催する
-患者や家族がニーズや不安な事などを表出できるように支援し、必要時は代弁する
-退院指導の内容を地域の支援者に伝える
19.ソーシャルサポート(社会的支援)を紹介する
E-P
1.慢性肺血栓塞栓症(慢性血栓性閉塞性肺高血圧)についてパンフレットを用いて以下説明する
-慢性肺血栓塞栓症(慢性血栓性閉塞性肺高血圧)とは、現在の病状
-治療方法
-副作用、副作用出現時の対処方法
-在宅酸素療法(HOT)について
※在宅酸素療法についてはコピペでかんたん立案!非効果的健康管理:在宅酸素療法の看護計画を参照
-日常生活の注意点
・自身の状態に合った活動を行う
・負担を減らす動作について
・内服管理
・水分管理の必要性
・適度な活動、運動の必要性(歩行、足首の運動)
・抗凝固薬による出血のリスクについて
・転倒や怪我に注意する
・ビタミンKを多く含む食品を控える
・禁煙の必要性
2.かかりつけ医または定期受診の必要性について説明する
3.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用方法について説明する
4.災害時の対応について説明する
以下、慢性肺血栓塞栓症(慢性血栓性閉塞性肺高血圧)についての参考サイト(外部サイト)
慢性肺血栓塞栓症(慢性血栓性閉塞性肺高血圧)、検査、治療など
肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドラインp41~(2017年改訂版)
慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)診療ガイドライン2022 Mindsガイドラインライブラリ
肺高血圧症治療ガイドラインp66~(2017年改訂版) 一般社団法人日本循環器学会
よく耳にする『血をサラサラにする薬』ってなに? 高松赤十字病院
慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対する肺動脈内膜摘出術 千葉大学大学院医学研究院心臓血管外科
2014年版慢性肺動脈血栓塞栓症に対するballoon pulmonary angioplastyの適応と実施法に関するステートメント 一般社団法人日本循環器学会
日常生活の注意点