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感染リスク状態の看護計画テーマ曲
<定義>
感染リスク状態とは、疾患や治療により免疫が抑制される、外傷や熱傷による皮膚が損傷する、侵襲的なチューブが存在する事などによって防御機構が弱体化し、細菌やウイルスなどに感染しやすい状態である。
小児の場合、上記に加えて免疫機能が未熟である事が追加される。
<看護計画>
疾患:
既往歴:
治療内容:
目標
感染症の原因、症状や危険性について理解できる
感染予防行動の必要性について理解できる
感染予防行動の方法や日常生活の注意点について理解できる
感染予防行動を行える
感染せずに過ごせる
家族の協力が得られる
O-P
1.周囲の人(家族、職場、友人など)の伝染性疾患罹患の有無
2.感染源との接触、接触した可能性
3.予防接種の状況(問診や母子手帳で確認する)
4.ADL、IADL
5.麻痺の有無
6.認知力、理解力
7.意識レベル
8.検査データ( WBC、PLT、Hb、CRP、TP、Alb、血糖値、腎機能、肝機能、細菌検査、胸部レントゲンなど)
9.バイタルサイン(体温、呼吸、脈拍、血圧、SpO2)
10.呼吸器感染症の症状の有無(咳嗽、喀痰、発熱、胸痛、倦怠感など)
11.腹部症状の有無(腹部膨満、腹痛、悪心、嘔吐、下痢、血便など)
12.排尿トラブルの有無(尿性状の異常、尿混濁、排尿時痛、背部痛、頻尿、膀胱の違和感、陰部の掻痒感など)
13.排便トラブルの有無(肛門の発赤・亀裂・びらん、出血、痔核など)
14.皮膚トラブルの有無(発疹、発赤、腫脹、出血班、熱感、亀裂、創傷、褥瘡など)
15.創の有無、状態(発赤、腫脹、熱感、浸出液、排膿など)
16.各チューブの刺入部の状態(発赤、腫脹、熱感、浸出液、出血、臭気、疼痛など)
17.ドレーンの排液量、色、性状
18.食事内容、食事摂取量
19.嚥下機能、むせの有無
20.体重、体重の変化
21.睡眠状況
22.疾患、治療に対する受け止め方
23.不安に思っている事
24.ストレスの有無、対処方法
25.表情、言動、活気の有無
26.医療者の指導に対する理解や反応
27.感染予防の必要性についての理解
28.セルフマネジメント状況
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
29.自宅での生活状況
-1日の過ごし方
-喫煙の有無、喫煙歴
(毎日・週 日、 本/日、喫煙歴 年)
-飲酒の有無
(毎日・週 日、 ~ ml/日、種類: 、 、 )
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
30.家族のサポートの有無、状況
31.家族の知識、理解
32.職場や学校のサポートの有無、状況
-職場や学校の理解
-就労時間や業務内容の調整の有無
-学習時間や学習内容の調整の有無
33.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート(共感や愛情: )
-道具的サポート(形のある物やサービス: )
-情報的サポート(問題解決に必要な情報: )
-評価的サポート(肯定的な評価: )
<小児の場合は以下を追加>
年齢、月齢
免疫力
成長・発達の程度
できるADL
親の子育てに対する姿勢や態度
T-P
1.クリーンルーム(無菌室)やアイソレーターを使用する場合は環境を整え、各病院・施設の基準やマニュアルに沿ってケアを行う
2.清潔な環境を保持するために環境整備を行う
3.医療者はスタンダードアプリケーション(標準予防策)を徹底する
4.医療者はすべての処置やケアを清潔操作で行う
5.患者に手洗い・うがい・マスクの着用を徹底して行ってもらう
6.生ものの食品を禁止する
7.誤嚥を防止するためのケアを行う
※誤嚥防止に対するケアはコピペでかんたん立案!身体損傷リスク状態:誤嚥・窒息の看護計画を参照する
8.自分で体位変換を行えない場合、体圧や活動に合わせた体圧分散マットレスを使用する
9.自分で体位変換を行えない場合、体位変換を介助する
–日中( 時: 臥位、 時: 臥位、 時: 臥位、 時: 臥位)
–夜間( 時: 臥位、 時: 臥位、 時: 臥位、 時: 臥位)
10.ADLが低下している場合、清潔を保持するためにできない事を介助する(整容、口腔ケア、清拭、更衣など)
11.気道分泌物が多い場合、吸引を行い気道浄化に努める
※気道浄化に対するケアはコピペでかんたん立案!非効果的気道浄化(成人)の看護計画を参照する
12.排便コントロールや失禁時の対応を速やに行い、失禁関連皮膚炎(IAD)予防に努める
13.カテーテル、チューブ類、ストーマを定期的に交換する
-膀胱留置カテーテル:交換日( / )、次回交換予定日( / )
-末梢点滴:刺入部位( )、交換日( / )、次回交換予定日( / )
-中心静脈(CV)カテーテル刺入部の消毒とフィルム(ドレッシング材)交換:挿入部位( )、交換日( / )、次回交換予定日( / )
-ドレーン:挿入部位( )、交換日( / )、次回交換予定日( / )
-ウロストーマ:部位( )、交換日( / )、次回交換予定日( / )
-コロストーマ:部位( )、交換日( / )、次回交換予定日( / )
14.感染予防の方法や日常生活の注意点についてパンフレットを作成する
15.家族が知識を得られ対応できる様に、 ケアや注意点について説明する機会をつくる
<小児の場合は以下を追加>
自分で感染予防行動をとれない場合、医療者または家族が支援する
好きなキャラクターや興味のある物を使い、感染予防行動を行える様に工夫する
自己効力感を高めるために、感染予防行動ができたら褒める
ソーシャルサポート(社会的支援)を紹介する
E-P
1.体調に異変を感じたら、すぐに医療者に伝える様に説明する
2.家族に、患者の状態に応じて面会制限が必要性となる事を説明し協力を得る
3.感染症の原因、症状や危険性について説明する
4.感染予防行動の必要性について説明する
5.感染予防行動の方法や日常生活の注意点について説明する
-手洗い、うがい、マスク着用の必要性
-手指衛生の方法
-清潔保持、皮膚のケアの必要性、方法
-食べ物に関する注意点
–内服薬の必要性、管理方法
-ペットがいる場合の注意点
-外出時の注意点
-感染しやすい作業
6.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用方法について説明する
クリーンルーム・アイソレーター
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