本日の質問
心不全の患者さん向けの退院指導パンフレットを作成しています。
パンフレットで運動の必要性について説明したいのですが、多くの患者さんは「心臓が悪いのに運動していいの?」と不安に思うと考えています。
安静にしすぎると廃用症候群のリスクがあることを伝えたいのですが、患者さんが不安にならずに前向きに取り組んでもらえるような分かりやすい説明の仕方が思いつきません。
何か良い伝え方や説明のコツがあれば教えていただきたいです。
本日の回答
患者さんが不安を抱かないようにどう伝えるかは私たちの腕の見せ所です。患者さんが安心・納得して運動に取り組めるような伝え方のヒントを一緒に考えていきましょう。
パンフレットには、ただ「運動しましょう」と書くだけでなく「どうして、あなたにとって運動が必要なのか」という理由を物語のように説明してあげることが大切です。
ここでは、体全体を一つの「チーム」に例えて、心臓と筋肉の関係性を説明してみましょう。これは一例ですので参考にしてくださいね。
1.あなたの体は、ひとつの素晴らしいチームです
心不全と聞くと「心臓を休ませるためになるべく安静にしなければ」と思いがちですよね。しかし、私たちの体は心臓だけが一人で頑張っているわけではありません。
あなたの体は、心臓を「キャプテン」とする、ひとつのチームだと想像してみてください。そして、腕や脚の筋肉は、そのキャプテンを支える大切な「チームメイト」です。
2.安静にしすぎは、キャプテンを疲れさせてしまう!
もし、チームメイトである腕や脚の筋肉が、安静にしすぎて体力が落ちてしまったらどうなるでしょう?
トイレに行くだけのちょっとした動きでもチームメイトが十分に働けないため、キャプテンである心臓がたった一人でチーム全員分の仕事をこなさなければならなくなります。これではキャプテンはすぐに疲れて息切れしてしまいますよね。
だからチームメイトである筋肉を適度に動かして体力をつけてあげることが結果的にキャプテンである心臓の負担を軽くしてあげることに繋がるのです。
パンフレットでは、このように専門用語(廃用症候群など)を避け、比喩やイラストを使うと患者さんの理解と安心に繋がります。頑張ってくださいね!
本日のまとめ

▼プレミアムプランは初月無料で全記事読み放題▼
- ✅ 看護実習で使える記事300本以上(情報収集/アセスメント/看護診断/標準看護計画/疾患別看護計画)
- ✅ Word・Excelのダウンロード特典/限定記事も利用できます
- ✅ 初月無料は「プレミアムプラン」のみ(翌月から月額400円)
▼プレミアムプランは初月無料で全記事読み放題!▼
※初月無料はプレミアムプランのみ(翌月から月額400円)
実習で迷ったら、まずはここ(入口)から。
→ [プレミアム入会ページ/学習の地図(最短ルート)]

