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(この記事は「看護研究のテーマを決めようの中の看護研究テーマを見える化しよう」の補足になります。)
研究の枠組みを整理しよう
ここでは研究を実施する為の土台となる研究の枠組みについて紹介します。
1.研究の枠組みとは
看護研究のテーマに関連している要因を探し出して具体的にしていく事です。
2.研究の枠組みはなんで必要なの?
誰を対象にして、何をどの様にすれば良いのかを考える為です。
対象を絞り、目的や目標を根拠を持ってはっきりさせる為に研究の枠組みが必要になります。
3.研究の枠組みを作る為のお役立ちツールPICO/PECOを紹介
PICO とはPatient (患者)/Problem(問題)、Intervention(介入)、C = Comparison(比較)、O= Outcome (アウトカム·結果)の頭文字です。
「P(患者・問題)にI(介入)をしたらC(別の介入や現象で比較)したときと比べてO(アウトカム・結果)か」という枠に当てはめる事で問題を明確化します。 Cはなくても良いですがP/I/O は必須です。
PECO とはPatient (患者)/Problem(問題)、Exposure(暴露:原因・危険因子にさらされたら)、C = Comparison(比較)、O= Outcome (アウトカム·結果)の頭文字です。
「P(患者・問題)にE(暴露:原因・危険因子にさらされたら)をしたらC(別の介入や現象で比較)したときと比べてO(アウトカム・結果)か」という枠に当てはめる事で問題を明確化します。 Cはなくても良いですがP/I/O は必須です。
P Patient /Problem 患者/問題 誰が/何が
I/E Intervention/Exposure 介入/暴露 何をすると/原因・危険因子にさらされたら
C C = Comparison 別の介入や現象で比較 別の介入や現象と比較した時に
O O= Outcome (アウトカム·結果) アウトカム・結果 どうなる
4.枠組みを考えたら研究デザインに当てはめましょう
研究デザインは大きく分けて量的研究方法と質的研究方法に分かれます。
看護研究のテーマ、研究目的、仮説の違いにより、この2つの研究方法を使い分けます。
2つの使い分けは次の表を見て下さい。
研究の問い 質的研究か量的研究か 研究のデザイン 研究のデザイン
現象を明らかにする 質的研究 質的研究デザイン 事例研究
グラウンデッド・セオ
リー·アプローチ
エスノグラフイー法
現象学的方法
因子・要因を明らかにする 質的研究・量的研究 記述的研究デザイン 実態調査型研究
要因の関係性を明らかにする 量的研究 仮説探索型研究デザイン 仮説探索型研究
因果関係を明らかにする 量的研究 仮説検証型研究デザイン 実験研究
評価介入研究