コピペでかんたん立案!栄養摂取不足、栄養バランス異常(小児)の看護計画

コピペでかんたん立案!栄養摂取不足、栄養バランス異常(小児)の看護計画


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なんでなんだナーシングの計画は以下の様な流れになっています。計画を調べる際にご活用ください。


栄養摂取不足、栄養バランス異常(小児)の看護計画テーマ曲

<定義>
疾患による症状、薬物療法の副作用、患者の嗜好と合わない食事などによる食欲低下や食への興味の減退を起こし、栄養素の不適切な摂取や栄養摂取量の低下に関連して体重が減少する可能性がある状態を言う。

<栄養摂取不足、低栄養となる原因>
極端な嗜好、偏食
消化・吸収機能の低下:疲労、睡眠不足、不規則な生活習慣
排泄機能の低下:便秘など
疼痛や不快感
摂食中枢の障害:脳腫瘍、脳出血、脳梗塞など
摂取困難:感染症、外傷、開口障害、消化管奇形、早産児など
食べ物の摂取障害:口唇裂、口蓋裂、脳血管障害、脳性麻痺、早産児など
嚥下困難:脳血管障害、神経筋障害、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィー、脳性麻痺、パーキンソン病など
胃腸疾患:胃炎、胃・十二指腸潰瘍、腸炎、腸閉塞など
消化管の栄養素吸収面積の減少:小腸疾患、消化管切除術後、クローン病、潰瘍性大腸炎、壊死性腸炎、乳糖不耐症など
消化管運動の亢進:過敏性腸症候群など
肝・胆道疾患:肝炎、肝硬変、胆石、胆道炎など
膵臓:膵炎、膵臓腫瘍など
腎疾患:腎不全、ネフローゼ症候群など
腹膜:腹膜炎、腹水など
内分泌・代謝疾患:甲状腺機能低下症、アジソン病など
全身性疾患:悪性腫瘍、重症感染症、中毒、尿毒症など
心理的ストレス:不安、緊張、恐怖、不快感など
精神疾患:神経性食欲不振症、うつ病、統合失調症などによる拒食
妊娠:妊娠悪阻
薬物の副作用:非ステロイド系消炎鎮痛薬、気管支拡張薬、抗がん剤、抗うつ薬など

<看護計画>

疾患:
既往歴:
治療内容:

目標
哺乳量が増える(  ml以上)
食欲が増加する
食事摂取量が増える(主食 割、副食 割以上)
エネルギー消費量分のエネルギーを経口摂取できる
(時期を記入)までに体重が(  )kgになる
栄養状態が改善する(具体的な栄養の検査データを記入)

O-P
1.検査データ
-血液検査(TP、Alb、Hb、Fe、HbA1c、AST、ALT、血清トランスサイレチン、血清トランスフェリン、電解質(Na、K、Cl、Caなど)、血糖値、WBC、CRP)
-尿検査(尿中ケトン)
-便検査
-胸・腹部レントゲン
-腹部超音波
-心理検査
2.体重、体重の変化
-カウプ指数(乳幼児)
-ローレル指数(学童期以降)
-肥満度(幼児、学童期)
3.バイタルサイン
4.意識レベル
5.ADL
6.麻痺の有無
7.開口障害の有無
8.口腔内の状況
-歯の状態、歯肉の状態
-舌の動きや状態
-咀嚼能力
9.口腔内の不快症状や疼痛の有無
10.嚥下状況
11.嚥下に関連した不快症状(むせ込み、咳嗽、誤嚥、つかえ感、食べ物残留、悪心・嘔吐)や疼痛の有無
12.栄養摂取不足、低栄養の原因となる不快症状の有無
-味覚の変化、味覚障害
-疼痛
-下痢
-便秘
-悪心・嘔吐
-易疲労感
-脱力感
-倦怠感
-頭重感
-めまい
13.好きな食べ物、嫌いな食べ物
14.空腹感の有無
15.食欲の有無
16.食事環境、食事場所
17.食事内容、食事形態、食事量
18.食事回数、食事時間
19.食事時の姿勢(頭の位置や角度、体の位置や角度)
20.食事摂取方法
-自力:
-介助:
21.食事摂取量
22.哺乳力(吸着、吸啜、嚥下力)
23.哺乳量
24.食事摂取時間
25.必要カロリーと摂取カロリーのバランス
26.水分摂取状況
27.尿量
28.水分出納バランス
-IN(経口摂取、輸液量)
-OUT(尿量、ドレーン類からの排液量)
29.排便状況
30.腹部膨の有無
31.腹部膨満感の有無
32.栄養摂取不足、低栄養に伴う合併症の有無
-浮腫
-易感染
-貧血(小球性貧血、大球性貧血)
-脱水(皮膚の乾燥、口唇乾燥、口腔内の乾燥、尿量、尿性状、大泉門の陥没の有無と程度)
-夜盲症、角膜軟化
-脚気様症状
-口角炎、舌炎
-出血傾向
-骨軟化症
33.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供

T-P

1.患児の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患児の思い、不安に思っている事を傾聴する
3.共感的、受容的態度で話を傾聴する
4.支持的な声掛けを行う(例:食べる事ができた時は一緒に喜ぶ、食べた事を褒める)
5.定期的に体重測定を行う( 曜日、 曜日、 曜日)
6.患児が好きなキャラクターや絵柄の食器を使用できる様に調整する
7.患児の状態に応じて、一人で食べるか他の患児と一緒に食べるかを検討する
8.栄養士と連携して患児の好みの食事を取り入れたり、盛り付けを工夫する
9.患児の状態に応じて食事内容、食事形態、食事量、食事回数、食事時間を調整する
10.安楽に食べられる姿勢を検討する
11.安楽に食べられる様に自助具の使用を検討する
12.患児が自分で食べられない場合、食事介助を行う
具体的な方法:
具体的な方法:
具体的な方法:
13.口腔内に痛みがある場合、表面麻酔の使用を検討する
14.悪心や嘔吐がある場合、症状が軽減(消失)する様に支援する
コピペでかんたん立案!安楽障害:悪心・嘔吐の看護計画を参照する

コピペでかんたん立案!安楽障害:悪心・嘔吐の看護計画

15.咀嚼困難や嚥下困難がある場合、咀嚼や嚥下しにくい食べ物を避ける(乾燥した食べ物、バラバラになる食べ物など)
16.咀嚼困難や嚥下困難がある場合、患児がリラックスして食事を行える様に姿勢を検討する
17.咀嚼困難や嚥下困難がある場合、増粘剤やとろみを使用して水分を半固形物に調整する
18.咀嚼困難や嚥下困難がある場合、食べ物の間に水分を挟んで食事摂取してもらう
19.方法:食べ物を(3回、3口など回数を記入)食べたら水分を(量、1口などを記入)飲む。
20.咀嚼困難や嚥下困難がある場合、誤嚥した際にすぐに吸引できる様に準備する
21.口唇裂や口蓋裂の乳児の場合、専用の乳首を用いて哺乳を行う
22.哺乳後は排気を十分に行う
23.必要な場合、医師指示の輸液の準備、実施、管理を行う
24.必要な場合、医師指示の経管栄養の準備、実施、管理を行う
25.必要時な場合、栄養管理士や栄養サポートチーム(NST)に相談する
26.ソーシャルサポート(社会的支援)を紹介する

E-P
1.無理に食べようとしなくて良い事を説明する
2.状態に応じて食事環境、食事場所、食事内容、食事形態、食事量、食事回数、食事時間を変更できる事を説明する
3.食べられる時に少量ずつ摂取する様に説明する
4.自分のペースで食事して良い事を説明する
5.食欲が無くても、水分はしっかり摂る様に説明する
6.患児・家族に脱水の危険性を説明し、場合によっては輸液を行う可能性がある事を説明する
7.家族に必要カロリーや栄養素について説明する
8.患児・家族に食欲がない時の対処方法について説明する
-食事に適した環境、環境調整の方法
-適切な衣服、姿勢、食事方法
-高エネルギー、高蛋白、消化の良い食べ物が良い事
-食べたい物を少量ずつ摂取する事
-(疼痛や不快症状がある場合)疼痛や不快症状への対処方法
-(排便コントロール不良の場合)排便コントロール方法
9.家族に口唇裂や口蓋裂の乳児の哺乳の方法について説明する
10.かかりつけ医の必要性について説明する
11.在宅生活で食事摂取が困難になった際には、すぐに医療者に相談する様に説明する
12.家族にソーシャルサポート(社会的支援)の活用方法について説明する

以下、外部サイト

カウプ指数(乳幼児)
カウプ指数を求める Kaup index= 満3か月から5歳までの乳児・幼児の肥満の測定/判定 =(外部サイト)
ローレル指数(学童期以降)

ローレル指数を求める Rohrer index=自動・生徒の肥満の測定/判定

肥満度(幼児、学童期)

子どもの肥満便利ツール

便利ツール

なんでなんだの水分出納バランスシート(Excelのダウンロード)

今すぐ使える!栄養指導ツール 栄養指導NAVi

 

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