コピペでかんたん立案!非効果的健康管理:全身性強皮症の看護計画


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<定義>

非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行うことが困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。

<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。

<看護計画>

疾患:全身性強皮症
既往歴:
治療内容:

目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる

O-P
1.ADL・IADL
2.認知力、理解力
3.検査データ
-自己抗体検査:抗トポイソメラーゼ(Scl-70)抗体、抗セントロメア抗体、抗RNAポリメラーゼIII抗体
-血液検査:赤沈、免疫グロブリン、血清RAテスト
-レントゲン、胸部CT
-呼吸機能検査
-心臓超音波検査、心電図
-尿検査
4.バイタルサイン
5.全身性強皮症の症状、程度
-レイノー現象(誘発因子、持続時間、頻度、疼痛の有無、チアノーゼの有無など)
-皮膚の硬化(非対称性で四肢末端からの硬化)
・浮腫期:皮膚の乾燥、掻痒感、手指や腕の浮腫・こわばり、巧緻性の低下
・浮腫性硬化期:手指や腕の浮腫・こわばり、巧緻性の低下、皮膚の軽度の硬化
・硬化期:皮膚の硬化、巧緻性の低下、関節可動域制限の出現
・萎縮期:皮膚の硬さは改善、巧緻性の低下、関節拘縮
-皮膚潰瘍(部位、大きさ、深さ、滲出液の有無、疼痛の程度)
-皮膚の硬化に伴う仮面様顔貌、開口障害
-食道の硬化
・逆流性食道炎
・嚥下障害
-肺、肺血管の硬化
・肺線維症
・肺高血圧症
-心筋の硬化
・倦怠感
・易疲労感
・不整脈
・心嚢水貯留
・心不全
-腸管の硬化
・蠕動運動の低下(便秘)
・栄養吸収不良(下痢、体重減少)
-強皮症腎
・高血圧
・浮腫
6.食事摂取量
7.水分摂取量
8.排尿状況
9.排便状況
10.睡眠状況
11.治療内容
-各症状に対する対象療法
・皮膚の硬化(末梢血管拡張薬、ステロイド薬、免疫抑制剤)
・逆流性食道炎(胃酸分泌抑制薬)
・肺、肺血管の硬化(肺高血圧症治療薬)
・腸管の硬化(機能性ディスペプシア治療薬、下剤、消化管運動促進薬)
-生活指導
12.疾患について誰にどのように説明されているか
13.疾患、治療に対する受け止め方
14.疾患についての理解
15.治療についての理解
16.増悪因子についての理解(寒冷刺激、喫煙、ストレス(精神的緊張))
17.不安に思っていること
18.ストレスの有無、対処方法
19.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
20.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数など)
-喫煙や飲酒の有無
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
21.家族のサポートの有無、状況
22.家族の知識、理解
23.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供

T-P
1.ADLに合わせて環境を調整する
2.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
3.患者の思い、不安に思っていることを傾聴する
4.患者の発言、表情や行動で気になったことは理由を確認する
5.各症状に応じてケアを行う
-レイノー現象、皮膚の潰瘍
・室温を調整する
・保温に努める(衣服の調整、マッサージ、手浴、手袋の使用を促す)
-皮膚の硬化、関節拘縮
・刺激の少ない石鹸を使用する
・乾燥予防のために保湿する
・潰瘍予防のために保湿する
・手指のリハビリテーション
・ストレッチ
・関節可動域訓練
・筋力トレーニング
・持久力トレーニング
・適切な補助具の選択、活用
-逆流性食道炎
・食事の際はしっかりと身体を起こして態勢を整える
・1回の食事量を少なくする、回数を増やす
・食後は座位姿勢を維持する
-肺線維症、肺高血圧症、心不全
・安楽な体位の工夫を行う
・多職種と連携して呼吸理学療法を行う
・医師指示の酸素療法を実施・管理する
-便秘、下痢
・排便コントロールの方法(食事、水分、排便習慣など)を患者と共に検討し、自己管理できるよう支援する
6.確実に服薬できるように内服管理を行う
7.内服を自己管理できるように方法を検討する
8.疾患に対する注意点や自己管理の方法についてのパンフレットを作成する
9.家族や地域の支援者が同一の知識を得られ対応できるように、全員に説明できる場をつくる
10.在宅医療が受けられるように多職種や地域の支援者と連携する
11.退院前カンファレンスを開催する
-患者や家族がニーズや不安なことなどを表出できるように支援し、必要時は代弁する
-退院指導の内容を地域の支援者と情報共有する
12.ソーシャルサポート(社会的支援)を紹介する

E-P
1.全身性強皮症についてパンフレットを用いて以下説明する
-全身性強皮症とは、現在の病状、今後の療養生活
-治療方法と副作用
-増悪因子(寒冷刺激、喫煙、ストレス(精神的緊張))
-日常生活の注意点
・服薬の必要性
・服薬管理について
・疼痛管理について
・冷え対策
・禁煙
・硬化した皮膚の保湿、保護
・動作を始める前にマッサージやストレッチを行う
・食事は1回量を減らし、刺激物を避ける
・食後はすぐに横にならず座位のままでいる
・安楽な姿勢、呼吸法
・過度な運動を避ける
・感染予防
・適切な血圧を維持する
・高血圧状態が続く場合、すぐに受診する
・排便コントロールの方法
・十分な休息の必要性
・ストレス管理
2.適切な補助具の使用方法について説明する
3.かかりつけ医の必要性について説明する
4.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用方法について説明する
5.災害時の対応について説明する

参考 について(外部サイト)

全身性強皮症、限局性強皮症|膠原病② 看護roo!

51 全身性強皮症 難病情報センター

全身性強皮症 診断基準・重症度分類・診療ガイドライン 日本皮膚科学会ガイドライン

全身性強皮症 順天堂大学医学部付属順天堂医院 膠原・リウマチ内科

全身性強皮症 リハビリテーションプログラム 厚生労働省 強皮症調査研究班編 訂正版䚷Ver.2 金沢大学附属病院 リハビリテーション部

強皮症患者の 明日のために 強皮症患者のためのハンドブック 群馬大学難病相談支援センター

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