看護計画に迷ったら”初月無料”のなんでなんだナーシング×note
なんでなんだナーシングの使い方は以下の様な流れになっています。サイトを使う際にご活用ください。
なんでなんだナーシングの計画は以下の様な流れになっています。計画を調べる際にご活用ください。
非効果的健康管理:透析療法の看護計画テーマ曲
<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。
<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。
<透析とは>
透析の看護|血液透析と腹膜透析、導入基準、観察項目、看護計画 ナース専科(外部サイト)
<看護計画>
疾患:
既往歴:
治療内容:
目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる
O-P
1.疾患、治療内容
2.既往歴
3.ADL・IADL
4.認知力、理解力
5.バイタルサイン
6.検査データ(TP、Alb、BUN、Na、K、補正Ca、IP、Ht、胸部レントゲン、CTRなど)
7.内服状況(特に抗血小板薬、抗凝固薬)
8.食事内容、摂取量
9.水分摂取量
10.排便状況、便秘の有無
11.普段の体重、体重の変化
12.透析終了時の体重、体重の変化(ドライウエイト、除水量)
13.シャントの状態、スリル
14.透析に関連した合併症の有無
-シャント部の合併症
>疼痛、搔痒感、感染、シャント狭窄・閉塞、シャント瘤、スチール症候群、静脈高血圧など
-腹膜透析の合併症
>排液不良、感染、腹膜炎、被嚢性腹膜硬化症など
-透析開始時の合併症
>不均衡症候群(頭痛、倦怠感、四肢の振戦、悪心、嘔吐、意識障害、筋肉の痙攣など)
-透析中の合併症
>不整脈,、血圧の変動、腎性貧血、動悸、息切れ呼吸困難、浮腫、心不全、脳血管障害、高リン血症、透析アミロイド症など
15.尿毒症症状の有無
16.疾患について誰にどの様に説明されているか
17.疾患、治療に対する受け止め方
18.不安に思っていること
19.ストレスの有無、対処方法
20.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
21.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数など)
-喫煙や飲酒の有無
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
22.家族のサポートの有無、状況
23.家族の知識、理解
24.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供
25.退院後、透析を行う病院やクリニックの情報
T-P
1.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患者の思い、不安に思っていることなどを傾聴する
3.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
4.疾患、透析、自己管理の方法についてパンフレットを作成する
5.自己管理日記を記入してもらい状況を共有する、振り返る(血圧、体重、食事内容、飲水量、尿量、排便状況、自覚症状)
6.シャント部を確認する( 時、 時、 時)
7.患者と家族が栄養指導を受けられる様に調整する
8.家族が同一の知識を得られ対応できる様に、 家族全員に説明できる場をつくる
9.多職種と連携して退院前カンファレンスを開催する
-患者や家族がニーズや不安な事などを表出できるように支援し、必要時は代弁する
-退院指導の内容を地域の支援者に伝える
10.退院前に外出や外泊を行って問題点を明らかにし、解決策を検討する
11.入院中に、退院後に透析を受ける病院やクリニックの情報を得られる様に調整する
12.ソーシャルサポート(社会的支援)を紹介する
E-P
1.透析の導入期は腎代替療法、透析について、透析の注意点を中心に説明する
2.透析の維持期は透析に関連した合併症や自己管理方法を中心に説明する
3.指導内容は以下から患者に必要な内容を選択して説明する
-腎臓の働き
-腎不全
-血液透析の方法と合併症
シャントを造設して間もない場合はシャント運動を行う
シャント部を保護する
シャント側の腕での血圧測定や採血は避ける
シャント部を締めつけない服を選択する
-腹膜透析の方法と合併症
バッグ交換方法
記録方法
カテーテル管理方法
カテーテル出口部および周辺皮膚ケア方法
入浴方法
外出、旅行時の対処方法
異常時、トラブル時の対処方法
清潔な実施場所の確保
生活に応じたタイムスケジュールの作成
-透析を自己中断した場合の症状
-食事療法
-水分管理
-体重測定の必要性、ドライウエイト
-血圧管理
-内服している薬の種類、効果
-感染予防
-排便コントロール
-自己管理日記の記入
-トラブル時の対処方法
4.患者会の役割や必要性について説明する
5.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用方法について説明する
6.災害時の対応について説明する
尿毒症症状
尿毒症症状について 全腎協(外部サイト)
血液透析パンフレット
血液透析について 東北大学病院(外部サイト PDF)
腹膜透析パンフレット
PD(腹膜透析)を始めるあなたへ 昭和大学医学部(外部サイト PDF)
自己管理表の例
C K D(慢性腎臓病)いきいき健康手帳 筑波大学 医学医療系 腎臓内科学 教授 山縣 邦弘 先生(外部サイト PDF)
シャント運動
理学療法士ゆうぼーの じんラボ運動療法講座【第18回】「シャント」の運動療法(外部サイト)