#1 血糖コントロールができていない（またはできない可能性）
目標
血糖コントロールの必要性について理解できる
薬物治療（経口血糖降下薬・インスリン注射）について理解できる
薬物治療（経口血糖降下薬・インスリン注射）を適切に行える
薬物治療（経口血糖降下薬・インスリン注射）により血糖コントロールできる
O-P
1.認知力、理解力
2.検査データ（血糖値、HbA１c、腎機能、眼底検査）
3.血糖コントロール状況、変動具合
4.糖尿病症の合併症の有無
5.糖尿病の合併症によるADL・IADLへの影響
6.合併症に対する自覚症状
7.疾患、治療に対する受け止め方
8.薬物療法（経口血糖降下薬・インスリン注射）に対する言動、表情
9.血糖測定に関する知識
-測定の目的
-必要物品
-測定時間（回数）
-測定方法
-医療ごみの捨て方（針・その他のごみ）
-記録方法
10.血糖測定に対してのセルフマネジメント状況
-時間通りに行えるか
-決められた方法で行えるか
-針やその他のごみは適切に処理できるか
-きちんと記録できるか
11.経口血糖降下薬に関する知識
-内服の目的
-薬の種類、作用・副作用
-内服量
-内服時間（回数）
-内服方法
-飲み間違えた時の対処方法
12.経口血糖降下薬に対してのセルフマネジメント状況
-決められた薬を飲めるか、飲み忘れはないか
-決められた量を内服できるか
-時間通りに内服できるか（決められた回数で内服できているか）
-決められた方法で内服できるか
-飲み間違えた時の対処方法
13.インスリン注射に関する知識
-インスリン注射の目的
-必要物品
-インスリンの種類、作用・副作用
-保管・廃棄方法
-注射量
-注射時間（回数）
-注射方法
-医療ごみの捨て方（注射器・針・その他のごみ）
14.インスリン注射に対してのセルフマネジメント状況
-決められたインスリンを選択できるか
-決められた量を確認し実施できるか
-時間通りに実施できるか（決められた回数で実施できるか）
-決められた方法で実施できるか
-注射器や針は適切に処理できるか
-打ち忘れはないか
-間違えた時の対処方法
-注射部位の皮膚の観察はできるか
-皮膚トラブル時の対処方法
15.家族のサポートの有無、支援状況
-養育者の年齢、認知力、理解力
-家族構成、年齢、キーパーソン
-家族の健康状態
-患児の疾患が家族に及ぼす影響
-家族の判断能力、対応能力
-家庭の経済状況
16.ソーシャルサポート（社会的支援）の活用状況
-情緒的サポート：共感や愛情の提供
-道具的サポート：形のある物やサービスの提供
-情報的サポート：問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート：肯定的な評価の提供
T-P
1.手技が確立するまでの間、必要な部分は介助する
2.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
3.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
4.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
5.患者が血糖測定やインスリン注射の練習を行える様に環境を整える
6.血糖測定を練習する機会を設ける
7.自分で内服薬を管理できる方法を患者と一緒に考える（または方法を提示する）
8.インスリン注射を練習する機会を設ける
9.糖尿病教室などがあれば参加できる様に調整する
10.指導が必要な内容についてパンフレットを作成する
-血糖測定の方法についてパンフレットを作成する
-経口血糖降下薬についてパンフレットを作成する
-インスリン注射についてパンフレットを作成する
11.家族が同一のケアが出来る様に、 ケアを行う家族全員に説明できる場をつくる
12.ソーシャルサポート（社会的支援）を紹介する
E-P
1.話したい事があれば、いつでも話したり相談できる事を説明する
2.どんな些細な内容でも話したり相談して良い事を説明する
3.できる事は自分で行う様に説明する
4.患者と家族に、血糖測定の方法についてパンフレットを用いて説明する
5.患者と家族に、経口血糖降下薬についてパンフレットを用いて説明する
6.患者と家族に、インスリン注射についてパンフレットを用いて説明する
（糖尿病管理が不十分な場合）
7.糖尿病についてパンフレットを用いて以下説明する
-糖尿病とは
-糖尿病の合併症
-治療方法
・血糖コントロールの必要性
・食事療法
・運動療法
・薬物療法
-シックデイ
-フットケア（足浴·爪の切り方）
-日常生活の注意
8.ソーシャルサポート（社会的支援）の活用方法について説明する
#2 糖尿病に対するセルフマネジメント不足
＃2に対してはコピペでかんたん立案！非効果的健康管理：糖尿病の看護計画を参照する
#3 健康が損なわれた事による自己管理の意欲が低下する可能性
＃3に対してはコピペでかんたん立案！自尊感情低下の看護計画を参照する
※以下の問題は患者の状態に合わせて計画を選択する事
糖尿病の急性合併症に関連した看護問題
# 低血糖
＃低血糖に対してはコピペでかんたん立案！低血糖（リスク状態）の看護計画を参照する
# 高血糖
＃高血糖に対してはコピペでかんたん立案！高血糖（糖尿病ケトアシドーシス・高浸透圧高血糖症候群）の看護計画を参照する
糖尿病の慢性合併症に関連した看護問題
# 疲労感や倦怠感による活動性低下（高・低血糖に関連）
＃活動性低下に対してはコピペでかんたん立案！活動耐性低下の看護計画を参照する
# 免疫機能低下による感染リスク状態（高血糖に関連）
＃感染リスク状態に対してはコピペでかんたん立案！感染リスク状態の看護計画を参照する
# 皮膚乾燥や掻痒感、足病変などによる皮膚統合性障害リスク状態（高血糖・神経障害に関連）
＃皮膚統合性障害リスク状態に対してはコピペでかんたん立案！皮膚統合性障害リスク状態（成人）の看護計画を参照する
# 手足の痺れや痛みによる慢性疼痛（神経障害に関連）
＃手足の痺れや痛みに対してはコピペでかんたん立案！安楽障害：慢性疼痛の看護計画を参照する
# 四肢の運動神経の障害による身体可動性障害
＃身体可動性障害に対してはコピペでかんたん立案！身体可動性障害：回復期の看護計画を参照する
# 自律神経異常による悪心・嘔吐（神経障害に関連）
＃悪心・嘔吐に対してはコピペでかんたん立案！安楽障害：悪心･嘔吐の看護計画を参照する
# 自律神経異常による便秘（神経障害に関連）
＃便秘に対してはコピペでかんたん立案！便秘（成人）の看護計画を参照する
# 自律神経異常による下痢（神経障害に関連）
＃下痢に対してはコピペでかんたん立案！下痢（成人）の看護計画を参照する
# 自律神経異常による高血圧（神経障害に関連）
＃高血圧に対してはコピペでかんたん立案！非効果的健康管理：高血圧の看護計画を参照する
# 自律神経異常による排尿障害（神経障害に関連）
＃排尿障害に対してはコピペでかんたん立案！排尿障害の看護計画を参照する
……計画の続きは【なんでなんだナーシング×note】で見る事ができます。
