教科書は、読む目的を先に決めるだけでも理解しやすさが変わります。
深く読む方法と速く全体をつかむ方法を使い分けることがポイントです。
最後に「ポイントまとめ」を用意しました。
【本日の質問】
看護の教科書は一つひとつの言葉が重要で、どうしてもじっくり読まないと内容が頭に入ってきません。特に実習の事前学習の勉強だと読まなければいけないことが多くていつも時間に追われてしまいます。もっと効率的に内容を理解できるようになるためのコツがあれば教えていただきたいです。
【本日の回答】
わかります。看護の教科書は情報量が多く、専門用語も次から次へと出てきますので、時間がかかってしまうのは当然です。でも、大丈夫。読み方にも色々な「技術」があって、目的に合わせて使い分けることで、学習の効率はぐんと上がります。今日は、あなたの「読む力」をレベルアップさせるための、3つの具体的な方法をご紹介しますね。
1.まずは「目的」を持って読む練習をする
これは、「深く理解したい」ときに、絶大な効果を発揮する方法です。ただ文字を目で追うのではなく、教科書と対話するようなイメージで読んでみましょう。
例えば、読み始める前に「この章で一番大事なことは何だろう?」「この疾患の患者さんを受け持ったら、自分は何を観察すべきだろう?」などと自分自身に問いを立ててみてください。その答えを探しながら読むことで、脳が情報をキャッチしやすくなり、記憶にも定着しやすくなります。読みながら、大事だと思ったところにマーカーを引いたり、自分の言葉で要点をメモしたりするのも良いですね。少し時間はかかりますが、最も効果の高い学習方法の一つです。
2.指やペンで「視線」をガイドする
これは、集中力を高め「速く読む」ための簡単なテクニックです。
人差し指やペン先で、読んでいる行をなぞりながら読んでみてください。たったこれだけでも、視線が迷子になるのを防ぎ、スムーズに文字を追いかけられるようになります。結果として、読むスピードが自然と上がり、集中力も持続しやすくなります。講義の前に「今日はこの章の全体像をざっと掴んでおきたいな」という時などに、ぜひ試してみてください。
3.「読む力」を鍛える練習
これは、意識的に「速く読む練習」をすることで、あなたの「読む力」そのものを鍛えるトレーニングです。
まずは、読みやすい文章で試してみましょう。例えば、タイマーを3分にセットして、その時間でどれだけの文字数を読めたか計測します。これを繰り返すことで、だんだんと速く読むことに慣れていき、教科書のような難しい文章でも、以前より楽に読めるようになります。
いきなり教科書でやると疲れてしまうので、興味のある看護系のコラムや読みやすい参考書などから始めるのがおすすめですよ。
大切なのは、「速く全体を把握したい時」と「深くじっくり理解したい時」で、読み方を使い分けることです。
全部を一度にやろうとせずに「今日はこの部分だけ、目的を持って読んでみようかな」というように、少しずつ試してみてください。
📌 本日の要点まとめ

【ポイントまとめ】
①目的を決めて読む。
②指やペンで視線をガイドする。
③短時間で読む練習を重ねる。
プレミアムプランのご案内
メンバーシップのプレミアムプランでは、同じ要領で「症状→アセスメント→計画」まで最短で進められます。
初月無料です(プレミアムプランのみ)。
→【初めての方へ】看護実習で無双する、たった1つの方法
エビデンスSearch(無料お試し版)のご案内
看護実習や記録で「根拠が見つからない」「どこを見ればいいか分からない」で手が止まることはありませんか。
エビデンスSearchは、看護実習や記録に必要な情報をキーワードから探すためのツールです。
【使い方】
検索バーにキーワードを入力し、左側で項目を選ぶと右側に文章が表示されます。
表示された文章は編集できます。読み上げ/コピー/ダウンロードもできます。
まずは「検索バーに」症状や疾患名を1つ入力してみてください。
表示できない場合は、無料版はこちら(別ページ):
看護記録・SOAP記録アシスタント:エビデンスSearch(無料お試し版)

