高体温(発熱)

<定義>
「人間は恒温動物であり、 外部環境の温度にかかわらず、内部の温度を維持することができる。 体組織や細胞は比較的狭い体温の範囲で最もよく機能できる。体表面や皮膚体温は、外部環境や肉体運動によって大きく変化する。このような変化にもかかわらず、 体内の温度は熱性疾患に雇患しなければ比較的一定に維持される。身体の器官が最適の機能を果たすためには正常範囲の体温が維持されなければならない」

 

<高体温とは>
熱の放散と産生のバランスが崩れ体温が異常に高くなった状態。また、その危険性が高い状態。

 

<発熱の経過>

Kracie  風邪(かぜ)をひいてしまったら体温を上げてウイルスと戦おう

<熱型>

看護roo! 発熱時のクーリングのポイントは?|看護技術Q&A参照

<発熱とうつ熱の違い>

発熱うつ熱
原因
感染症などの疾患外的環境
・高温、多湿環境
・衣類の着込み過ぎや掛物の掛け過ぎ
中枢深部体温高体温高体温
産熱機構亢進抑制
放熱機構抑制促進
治療・看護原因疾患の治療涼しい環境へ移動する
掛物を調整する

<看護計画>

目標
解熱し、正常の体温になる
発熱による体力の消耗を最小限にすることが出来る

O-P
1.バイタルサイン、意識レベル
2.体温の変動や末梢循環の状態
3.皮膚の温かさ、湿潤の程度
4.発熱に伴う随伴症状の有無
-悪寒戦慄時には皮膚蒼白や四肢冷感の有無
-発熱時:顏面紅潮、発汗、血圧低下、心拍数や脈拍数の増加、呼吸数の増加、食欲不振、倦怠感、頭痛や開節痛などの疼痛、口喝、尿量減少(濃縮尿)、動機や息切れの有無
5.敗血症症状の有無
6.活気や機嫌の程度、食欲や食事量、(小児)哺乳力の状態
7.検査データ( WBC、CRP、Hb、アミラーゼ、電解質、肝機能、各種細菌検査、胸部レントゲン、尿ケトン、尿比重)
8.水分出納バランス
9.(小児)大泉門の陥没の有無。
10.解熱薬を投与した後の循環動態の変動、効果の有無
11.呼吸器症状の有無(咳嗽、略痰、咽頭痛、胸痛)
12.脳神経症状の有無(頭痛、意識障害、髄膜刺激症状)
13.腫瘍熱の有無
14.感染徵候:各チューブの刺入部の状態(発赤、浸出液、出血、疼痛、臭気)、ドレーンの排液量や性状
15.治療の内容と副作用の有無
16.環境(室温、湿度、風通し、清掃、感染源、直射日光などの不快刺激)

T-P
1. 安静の保持、安楽な体位へ姿勢を整える
2. 室温の調節や衣類・掛け物の調節を行う
3.悪寒戦慄時は本人の感覚に合わせて、電気毛布や布団をかける
4.発熱時は速やかにクーリングを行う
5.医師指示に従い、解熱薬を与薬する
6. 皮膚の湿潤や発汗時は清拭・寝衣交換を行い皮膚の清潔や乾燥を図る
7. 含嗽や湿ガーゼでの清拭、保湿ジェルを塗布し口腔内の保湿を図る(意識レベルによっては誤嚥に注意する)
8.水分摂取を促す。点滴をしている場合は点滴の管理を行う
9.全身の冷罨法を行う

E-P
1.患者·家族に適切な体温調節について説明する
2.発熱が持続している時には脱水になりやすい為、水分補給の必要性を説明する
3.発汗が多い時には清潔保持の必要性について説明する


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