肺がんの情報収集|ヘンダーソンの14の基本的欲求

情報収集

はじめに現在の治療内容と治療段階を確認し、受け持ち患者に該当する項目を選んで使用してください。

受け持ち時に最初に確認する基本情報

・診断・組織型:診断名、非小細胞肺がん・小細胞肺がん、腺がん・扁平上皮がんなど
・病期:ステージ、TNM分類、小細胞肺がんでは限局型・進展型の区分
・病変の広がり:原発巣の部位、周囲組織への浸潤、リンパ節転移・遠隔転移の部位と程度
・合併症:胸水、無気肺、閉塞性肺炎など
・現在の治療:治療目的、治療方法、使用薬剤、治療開始日、治療回数・コースなどの治療状況と経過
・(非小細胞肺がんで薬物療法を検討する場合)治療選択に関係するがん遺伝子検査、PD-L1検査の結果
・全身状態:Performance Status(PS)、呼吸機能、治療選択に影響する既往歴・併存疾患

正常に呼吸する

【目的】
・疾患や治療に伴う呼吸状態の変化を把握する。
・呼吸状態や酸素療法が活動へ及ぼす影響を把握する。

【疾患特有の情報収集項目】
・安静時と動作時における咳、痰、血痰、息苦しさ、胸痛などの変化
・会話、食事、歩行、排泄、入浴などに伴うSpO₂・呼吸数・脈拍の変化、休息の必要性、回復までの時間
・酸素療法の使用場面・流量・使用方法と、使用前後の呼吸状態や活動範囲の変化

 

正常な成長発達および健康へとつながるような学習をし、発見をし、好奇心を満たし、また、利用可能な保健設備等を活用する

【目的】
・疾患や治療に対する本人・家族の理解状況を把握する。
・治療継続や症状出現時の相談に必要な自己管理状況を把握する。

【疾患特有の情報収集項目】
・組織型、病期、広がり、治療目的・経過についての本人・家族の理解
・(手術前)術後の呼吸訓練、排痰、離床、胸腔ドレーンについての理解
・(手術後)呼吸訓練、排痰、離床の実施状況、胸腔ドレーン管理の理解
・(胸部への放射線治療中)治療に伴う症状についての理解、セルフケアの実施状況、症状出現時の相談方法
・(胸部への放射線治療後)新たな咳、発熱、息苦しさが生じた際の相談方法の理解
・(薬物療法中)副作用についての理解、セルフケアの実施状況、症状出現時の相談方法
・禁煙継続状況、受動喫煙を避ける生活環境と支援

 

完成版はnoteで確認できます

ここでは、肺がんで特に確認したい情報収集項目のうち、代表的な領域を抜粋して掲載しています。
noteの完成版では、ヘンダーソンの14の基本的欲求に沿って、肺がんで確認したいすべての該当領域を整理しています。
受け持ち患者の情報を書き込めるExcel特典も利用できます。

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