ちょっと知りたい!看護実習ミニ辞典:Lawton IADL尺度

成人

Lawton IADL尺度は、自宅や地域で生活するために必要な手段的日常生活動作(IADL)の自立度を評価する尺度です。

Lawton IADL尺度とは

Lawton IADL尺度では、次の8領域を評価します。

・電話を使用する能力
・買い物
・食事の準備
・家事
・洗濯
・移送の形式
・服薬管理
・金銭管理

各領域について、本人がどの程度自立して行えるかを評価します。

採点方法

各領域の状態を選び、自立に該当する場合を1点、それ以外を0点として合計します。

採点範囲は、男性が0~5点、女性が0~8点です。
男性では、食事の準備、家事、洗濯を合計点に含めない方法が用いられています。

※この採点方法は、尺度が作成された当時の生活役割を反映しています。判定するときは、使用する評価票の版と採点方法を確認してください。

評価で確認すること

評価の際は合計点だけでなく、各領域で何ができ、どのような支援が必要かを確認します。

これまで経験がない、家族が代わりに行っているなどの場合があるため、「できる・できない」「行っている・行っていない」「経験がある・ない」を分けて確認します。

確認する内容は次のとおりです。
・一人で行えるか
・付き添いや見守りが必要か
・道具や環境が整えば行えるか
・安全に行えるか

経過を比較する

入院時、状態変化時、退院前などの時点で評価することにより、IADLの変化を確認できます。

点数や判定が変化した領域では、どの活動にどのような変化があったのかを確認します。

まとめ

・Lawton IADL尺度は、IADLの自立度を8領域で評価します。
・採点範囲は、男性0~5点、女性0~8点です。
・合計点だけでなく、各領域でできることや必要な支援を確認します。
・入院時、状態変化時、退院前などに評価し、IADLの変化を確認します。

※採点に関しては、使用する評価票の版と採点方法を確認してください。

参考文献

手段的日常生活動作(IADL)尺度|日本老年医学会
ADLの評価法|日本老年医学会

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