
看護計画に迷ったら”初月無料”のなんでなんだナーシング×note
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「あっという間にすぐ書ける!○○のらくらくアセスメント」は、誰でもすぐに質の高いアセスメントができる様に作成しています。アセスメントに関する詳しい内容はなんでなんだの看護過程ガイドブックを参照ください。また、しっかり整理整頓!情報収集の素、もっと楽々コピペで立案!標準看護計画&症状別看護計画、サクッとまるわかり!疾患別看護診断と一緒に使うとより効果的にご活用いただけます。
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言語障害を評価する領域
ゴードンの機能的健康パターン:役割-関係パターン、健康知覚-健康管理パターン、自己知覚-自己概念パターンなど
ヘンダーソンの14の基本的欲求:他者とのコミュニケーションを持ち、情動、ニード、恐怖、意見などを表出する、環境の危険因子を避け、また、他者を傷害しないなど
言語障害とは
言語障害とは、言葉の表出や理解が障害されて困難になる状態を言う。
言語障害の分類
-失語症:大脳における言語にかかわる部位(言語中枢やその周囲など)の障害により「聴く」、「話す」、「読む」、「書く」のすべてまたはいずれかができなくなる状態。
-構音障害:発声や発語に関連する神経や筋肉の障害により言葉を正しく発音できず、発話が不明瞭になる状態。「聴く」、「読む」、「書く」は問題ない。
-音声障害:喉頭、声帯や呼吸筋などの発声器官の障害により適切な声を出すことが困難、または声質に異常がある状態。「聴く」、「読む」、「書く」は問題ない。
-言語の発達の遅れによる障害:発達の遅れや環境など様々な要因によって同年齢と比較して言語の理解や表出の発達が著しく遅れる状態。「聴く」、「話す」、「読む」、「書く」のすべてまたはいずれかがうまくできない状態。
※広義では聴覚障害と音声障害には嗄声を含めますが、なんでなんだナーシングではこれらを聴覚障害のらくらくアセスメントと嗄声のらくらくアセスメントに分けることとします。また、言語障害の分類は明確ではなくサイトによって異なります。
言語障害に必須の情報収集項目
言語障害の原因
言語障害が生じてから現在までの経過
言語障害の種類、程度(言葉の理解、発声、復唱、物の呼称、読解、音読、書字)
言語障害の随伴症状(コミュニケーション障害、ボディイメージの混乱、イライラ、不安、悲嘆、自尊感情の低下、抑うつ、社会的孤立など)
運動障害の有無
感覚障害の有無
非言語的コミュニケーション能力
画像・生理学的検査データ(頭部CT、MRI、脳波など)
言語障害に関する検査データ(標準失語症テスト(SLTA)、WAB失語症検査)
言語聴覚士(ST)による評価
口腔内機能評価
ADL
コミュニケーション状況(筆談、ジェスチャー、コミュニケーションボードの使用など)
ストレスの有無、程度
言語障害に対する治療や工夫の有無(リハビリテーション、薬物療法、代替手段の獲得)
言語障害に対する治療の効果
言語障害に対する患者や家族の反応
言語障害のアセスメント定型文
アセスメントの基本的な流れと書き方
アセスメントの基本的な流れと書き方は次の様になります。
1.患者の状態の判断
【患者の情報】から患者の状態は適切ではない・異常である(正常ではない)。
2.根拠の記載
判断した患者の状態は【判断した根拠や理由】によって生じている。
3.実在型問題の記載
現在、患者の【適切ではない・異常である(正常ではない)状態】により【実在型】の看護問題が起きており、【実在型】の看護問題を挙げる。
現在、【適切ではない・異常である(正常ではない)状態】の随伴症状により【実在型】の看護問題が起きており、【実在型】の看護問題を挙げる。
4.今後の見通し、リスク型問題の記載
今後、患者の【適切ではない・異常である(正常ではない)状態】により 【リスク型】の看護問題が起きる可能性があり、【リスク型】の看護問題を挙げる。
今後、患者の【適切ではない・異常である(正常ではない)状態】の随伴症状により【リスク型】の看護問題が起きる可能性があり、【リスク型】の看護問題を挙げる。
作成の方法
・1~4をつなぎ合わせてアセスメントを作成してください。
・【 】の中には具体的な内容を記入するか、項目の中から選択してください。
・( )は表現の言い換えになります。両方または使いやすい方を選択してください。
1.患者の状態の判断
■患者の状態
Aさんは【いつから】、【言語障害が生じた時の状況を記入】となり、【言語障害が生じてから現在までの経過を記入】。現在は【言語障害の詳しい状況を記入】である。
検査データは【異常な検査データ、画像などの結果を記入】である。
■介入の有無
言語障害に対しては【治療、ケアなどの対策】が行われている。
言語障害に対しては【治療、ケアなどの対策】が行われているが効果は十分ではない。
言語障害に対しては【治療、ケアなどの対策】が行われており【効果を具体的に記入】。
■患者・家族の思い、認識
Aさん(Aさんの家族)は言語障害について【患者の反応(家族の反応)】と【話している、認識している】。
■適切・不適切の判断
(ゴードンの場合)
これらの事から、言語障害に伴う弊害が見られている状態は適切な状態とは言えない。
(ヘンダーソンの場合)
これらの事から、言語障害に伴う弊害が見られている状態は異常な状態である。(正常な状態とは言えない。)
2.根拠の記載
■全失語(大脳皮質の障害、失語症)
この発話が流暢に行えず、言葉の理解、復唱、物の呼称、読解、音読、書字のすべてが障害される全失語は【脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、脳炎、頭部外傷など】により左大脳半球の言語野とその周囲が広範囲に障害されたことで生じている。
■ブローカ失語(大脳皮質の障害、失語症)
この言葉の理解と単語レベルの読解は比較的保たれるが、文脈レベルの理解が障害され、発話が流暢に行えず、復唱、物の呼称、音読、書字が障害されるブローカ失語は【脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、脳炎、頭部外傷など】により左大脳半球の運動性言語中枢(ブローカ野)が障害されたことで生じている。
■ウェルニッケ失語(大脳皮質の障害、失語症)
この発話は流暢に行えるが、話の内容が支離滅裂で音韻性錯誤が多く、言葉の理解、復唱、物の呼称、読解、音読、書字が障害されるウェルニッケ失語は【脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、脳炎、頭部外傷など】により左大脳半球の感覚性言語中枢(ウェルニッケ野)が障害されたことで生じている。
……アセスメントの続きは【なんでなんだナーシング×note】で見る事ができます。
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その他の根拠一覧
■伝導失語(大脳皮質の障害、失語症)
■健忘性失語(大脳皮質の障害、失語症)
■超皮質性運動失語(大脳皮質の障害、失語症)
■超皮質性感覚失語(大脳皮質の障害、失語症)
■混合型超皮質性失語(大脳皮質の障害、失語症)
■前方弁蓋部の障害による言語障害(皮質型仮性球麻痺(偽性球麻痺)、錐体路性構音障害)
■内包・放線冠の障害による言語障害(錐体路性構音障害)
■中枢神経、上位運動ニューロン(錐体路)の障害による言語障害(仮性球麻痺(偽性球麻痺)、痙性構音障害)
■大脳基底核の障害による言語障害(運動低下性錐体外路性構音障害)
■大脳基底核の障害による言語障害(運動過多性錐体外路性構音障害)
■小脳の障害による言語障害(運動失調性構音障害)
■末梢神経、下位運動ニューロンの障害による言語障害(三叉神経の障害、弛緩性構音障害)
■末梢神経、下位運動ニューロンの障害による言語障害(顔面神経の障害、弛緩性構音障害)
■末梢神経、下位運動ニューロンの障害による言語障害(舌咽神経の障害、弛緩性構音障害)
■末梢神経、下位運動ニューロンの障害による言語障害(迷走神経・迷走神経に随伴する副神経の障害、弛緩性構音障害)
■末梢神経、下位運動ニューロンの障害による言語障害(舌下神経の障害、弛緩性構音障害)
■神経筋接合部の障害による言語障害(弛緩性構音障害)
■筋の障害による言語障害(弛緩性構音障害)
■口腔の異常による言語障害(口唇裂、音声障害)
■口腔の異常による言語障害(口蓋裂、音声障害)
■口腔の異常による言語障害(歯牙欠損、音声障害)
■咽頭の障害による言語障害(音声障害)
■声門の障害による言語障害(反回神経麻痺、音声障害)
■呼吸筋の障害による言語障害(呼吸筋の麻痺、音声障害)
■呼吸筋の障害による言語障害(呼吸筋の筋力の低下、音声障害)
■心因性による言語障害(精神機能の障害、音声障害)
■言語の発達の遅れによる障害
※根拠の記載、看護問題の記載、関連する看護計画、参考サイトの具体的な内容は以下のサンプル記事を参照ください。
その他のお役立ちコンテンツ
-看護実習のすべてがわかる!-なんでなんだの看護過程ガイドブック
情報収集
しっかり整理整頓!情報収集の素:ゴードンの機能的健康パターン
しっかり整理整頓!情報収集の素:ヘンダーソンの看護の基本となるもの