あっという間にすぐ書ける!吐血・下血のらくらくアセスメント


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吐血・下血を評価する領域

ゴードンの機能的健康パターン:栄養-代謝パターン、運動-活動パターン、排泄パターンなど
ヘンダーソンの14の基本的欲求:適切に飲食する、身体の老廃物を排泄するなど

吐血・下血とは

吐血とは、上部消化管(食道から十二指腸空腸曲(トライツ靭帯))からの中等量以上の出血により、血液または血液を含む嘔吐物を嘔吐することを言う。

下血とは、上部消化管からの少量の出血および下部消化管(十二指腸空腸曲(トライツ靭帯)から肛門)からの出血により、血液または血液を含む便を排泄することを言う。

吐血・下血は、いずれも肉眼的に血液が確認できるものを言い、検査でわかるような微量出血(潜血)は含めない。

吐血・下血の性状については以下のサイトを参照してください。
吐血・下血・血便に関するQ&A 看護roo!

吐血・下血に必須の情報収集項目

吐血・下血の原因

吐血・下血が始まってから現在までの経過

吐血・下血が起こるタイミング

吐血・下血の性状、量、混入物の有無

吐血・下血の随伴症状(悪心、腹痛、貧血、不安など)

腹部の状態

腸蠕動音

バイタルサイン

ADL

吐血・下血に関する検査データ(血液検査、便検査、レントゲン、CTなど)

食事摂取状況、嗜好品(アルコール、カフェイン、刺激物、喫煙など)の有無

水分出納バランス

排便状況

ストレスの有無、程度

吐血・下血に対する治療の有無(安静療法、食事療法、薬物療法、経胃管的薬物療法、内視鏡治療、輸血療法、手術など)

吐血・下血に対する治療の効果

吐血・下血に対する患者や家族の反応

吐血・下血のアセスメント定型文

アセスメントの基本的な流れと書き方

アセスメントの基本的な流れと書き方は次のようになります。
1.患者の状態の判断
【患者の情報】から患者の状態は適切ではない・異常である(正常ではない)。

2.根拠の記載
判断した患者の状態は【判断した根拠や理由】によって生じている。

3.実在型問題の記載
現在、患者の【適切ではない・異常である(正常ではない)状態】により【実在型】の看護問題が起きており、【実在型】の看護問題を挙げる。

現在、【適切ではない・異常である(正常ではない)状態】の随伴症状により【実在型】の看護問題が起きており、【実在型】の看護問題を挙げる。

4.今後の見通し、リスク型問題の記載
今後、患者の【適切ではない・異常である(正常ではない)状態】により 【リスク型】の看護問題が起きる可能性があり、【リスク型】の看護問題を挙げる。

今後、患者の【適切ではない・異常である(正常ではない)状態】の随伴症状により【リスク型】の看護問題が起きる可能性があり、【リスク型】の看護問題を挙げる。

作成の方法

・1~4をつなぎ合わせてアセスメントを作成してください。
・【 】の中には具体的な内容を記入するか、項目の中から選択してください。
・( )は表現の言い換えになります。両方または使いやすい方を選択してください。

1.患者の状態の判断

■患者の状態
Aさんは【発症時のタイミングを記入】、【吐血・下血した時の状況を記入】となり、【吐血・下血が生じてから現在までの経過を記入】。現在は【吐血・下血の詳しい状況を記入】である。

検査データは【異常な検査データ、画像などの結果を記入】である。

■介入の有無
吐血・下血に対しては【治療、ケアなどの対策】が行われている。

吐血・下血に対しては【治療、ケアなどの対策】が行われているが効果は十分ではない。

吐血・下血に対しては【治療、ケアなどの対策】が行われており【効果を具体的に記入】。

■患者・家族の思い、認識
Aさん(Aさんの家族)は吐血・下血について【患者の反応(家族の反応)】と【話している、認識している】。

■適切・不適切の判断
(ゴードンの場合)
これらの事から、吐血・下血に伴う随伴症状が見られている状態は適切な状態とは言えない。

(ヘンダーソンの場合)
これらの事から、吐血・下血に伴う随伴症状が見られている状態は異常な状態である。(正常な状態とは言えない。)

2.根拠の記載

■びらん性逆流性食道炎による吐血・下血(上部消化管疾患)

この【発症時のタイミングを記入】、【性状や量を記入】の吐血は、下部食道に【びらん、潰瘍】が形成され、中等量以上の出血が起きて嘔吐反射を誘発したことで生じている。

この【発症時のタイミングを記入】、【性状や量を記入】の下血は、下部食道に【びらん、潰瘍】が形成されて出血が起こり、その血液が腸管を通って便に混ざって排泄されたことで生じている。

■食道がんによる吐血・下血(上部消化管疾患)

この【発症時のタイミングを記入】、【性状や量を記入】の吐血は、食道がんが進行して【粘膜、粘膜下層】に潰瘍が形成され、中等量以上の出血が起きて嘔吐反射を誘発したことで生じている。

この【発症時のタイミングを記入】、【性状や量を記入】の下血は、食道がんが進行して【粘膜、粘膜下層】に潰瘍が形成されて出血が起こり、その血液が腸管を通って便に混ざって排泄されたことで生じている。

■食道静脈瘤破裂による吐血・下血(上部消化管疾患)

この【発症時のタイミングを記入】、【性状や量を記入】の吐血は、食道静脈瘤が破裂して大量に出血し、嘔吐反射を誘発したことで生じている。

この【発症時のタイミングを記入】、【性状や量を記入】の下血は、食道静脈瘤が破裂した結果、大量の出血が起こり、その血液が腸管を通って便に混ざって排泄されたことで生じている。

……アセスメントの続きは【なんでなんだナーシング×note】で見る事ができます。

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その他の根拠一覧

■マロリー=ワイス症候群による吐血・下血(上部消化管疾患)
■胃潰瘍による吐血・下血(上部消化管疾患)
■胃がんによる吐血・下血(上部消化管疾患)
■胃静脈瘤破裂による吐血・下血(上部消化管疾患)
■十二指腸潰瘍による吐血・下血(上部消化管疾患)
■感染性腸炎による下血(下部消化管疾患)
■潰瘍性大腸炎による下血(下部消化管疾患)
■クローン病による下血(下部消化管疾患)
■ベーチェット病による下血(下部消化管疾患)
■虚血性大腸炎による下血(下部消化管疾患)
■大腸憩室炎による下血(下部消化管疾患)
■憩室出血による下血(下部消化管疾患)
■大腸がんによる下血(下部消化管疾患)
■ポリープによる下血(下部消化管疾患)
■直腸潰瘍による下血(下部消化管疾患)
■痔核による下血(下部消化管疾患)
■裂肛による下血(下部消化管疾患)
■DIC(播種性血管内凝固症候群)による吐血・下血(その他の要因)
■血小板減少症による吐血・下血(その他の要因)
■抗菌薬を起因とする薬剤性腸炎(偽膜性腸炎)による下血(その他の要因)
■非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)、抗血小板薬を起因とする薬剤性腸炎による下血(その他の要因)
■抗血小板薬を起因とする薬剤性腸炎による下血(その他の要因)
■免疫抑制剤を起因とする薬剤性腸炎による下血(その他の要因)
■抗がん剤を起因とする薬剤性腸炎による下血(その他の要因)
■放射線治療による下血(その他の要因)
■精神的ストレスによる吐血・下血(その他の要因)
■アルコール多飲が原因の粘膜障害による吐血・下血(その他の要因)

※根拠の記載、看護問題の記載、関連する看護計画、参考サイトの具体的な内容は以下のサンプル記事を参照ください。

その他のお役立ちコンテンツ

-看護実習のすべてがわかる!-なんでなんだの看護過程ガイドブック

情報収集
しっかり整理整頓!情報収集の素:ゴードンの機能的健康パターン

しっかり整理整頓!情報収集の素:ヘンダーソンの看護の基本となるもの

コピペでかんたん立案!標準看護計画一覧【検索用】

症状別看護計画一覧【検索用】

サクッとまるわかり!疾患別看護計画一覧【検索用】

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