本日の質問
現在、慢性期実習で心不全の患者さんを受け持っています。
患者さんは入院後、一度も入浴できておらず足が汚れています。また、巻き爪や白癬の治療で毎日薬を塗っています。
そこで、感染予防と気分転換を目的に足浴を行いました。
しかし、学校の先生から「心不全とどう関係があるのか?本当に必要なのか?」と質問されました。
私は「心不全は感染によって悪化するため、巻き爪による皮膚の傷から感染が起こる可能性があります。そのため、足浴を実施しました」と説明しましたが、納得してもらえませんでした。
心不全の患者さんに足浴は必要ないのでしょうか?

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本日の回答
心不全の患者さんに足浴が必要かどうかは患者さんの状態や目的によります。
足浴には感染予防、血行促進、気分転換といったメリットがありますが、心不全の重症度によっては心臓への負担を考慮する必要があります。
足浴を実施する際は、短時間・低温で行い、バイタルサインを確認しながら安全に配慮することが重要です。学校の先生は軽度の巻爪や白癬であれば感染リスクは低く、足浴を行う根拠としては弱いと考え、その点を確認するために質問をした可能性があります。
実際に、軽度の巻爪や白癬が心不全に直接影響を与える事はほとんどないと思われます。