認知症患者の排痰ケアをどうする?

本日の質問

実習で受け持った患者さんが認知症で、気管支拡張症を患っています。

痰の喀出が困難な時があり、非効果的気道浄化を問題としました。

しかし、認知症という事を踏まえるとT-PやE-Pが思い浮かばず計画の立案が進みません。

アドバイスをお願いします。

 

本日の回答

認知症患者さんの痰のケアについてですね。

お話を聞く限り、基本的には自分で痰を喀出できるという事ですので、まずはどういう時に自分で痰を出せないのかを観察してパターンの有無を確認しましょう。

気管支拡張症という事なので排痰ケアは体位ドレナージ、タッピング、ネブライザー、呼吸訓練、水分補給などがあります。

この基本的なケアの中から認知症やADLの程度から個別的なケアを考えます。

例えば、認知症が軽度で動ける方であれば、イラストや予定表があればこれらのケアを全てできるかもしれません。

その場合、一度すべてのケアを取り入れて、どこまでできるのかを1つずつ試してみるのもありですよね。

認知症が中度であれば、体位ドレナージ目的の運動や積極的な水分補給を選択し、一緒に取り組むなどのケアが考えられます。

患者さんが気持ち良いと感じられるのであればタッピングを取り入れても良いかもしれません。

 


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