本日の質問
気管支喘息の急性発作で入院中の8歳の子について質問です。
尿中ケトン陽性についてアセスメントで触れたいのですが、これは何が原因だと思いますか?
今のところ、38℃の高熱が関与しているのではないかと考えていますが、高熱でなぜ尿中がケトン陽性になるのかがわかりません。
どなたか詳しくご説明いただけると助かります。
本日の回答
高熱があると体の代謝が亢進します。
特に発熱や喘息発作などで体力を消耗している状態だと、体はエネルギー源として糖だけでなく脂肪も使おうとします。
このとき脂肪が分解されると「ケトン体」という物質ができて、それが尿中に排泄されることで「尿中ケトン陽性」となります。
つまり、38℃の熱や喘息によるストレスでエネルギーをたくさん使って、糖が足りなくなって脂肪をエネルギーとして使い始めたことでケトン体が出てきたと考えられます。
ですので、ケトン陽性が見られるときは、「十分に栄養がとれているか」、「水分が足りているか」なども一緒にアセスメントするといいですよ。
本日のまとめ

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