実は看護師に向いている!!?HSPってどんな人?

本日のアンサーズ

みなさん、「HSP(エイチ・エス・ピー)」という言葉を聞いたことはありますか?
これは Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン) の略で、「とても敏感な気質を持った人」のことを指します。
HSPの人は、生まれつき刺激に対して敏感で、周囲の変化や他人の感情などにいち早く気づきやすいという特徴があります。
この気質には、主に4つの特徴があると言われています。
① 情報処理が深い
HSPの人は、目に見える情報や会話の内容などを他の人よりも深く処理する傾向があります。
例えば、誰かと会話をしているときに「この人の言葉にはどんな気持ちが込められているんだろう」と考えたり、表情や声のトーンなどから気持ちを読み取ろうとしたりします。
そのため、考えをまとめるまで少し時間がかかることもありますが、それは物事を丁寧に考えている証拠ともいえます。

② 刺激に敏感
HSPの人は、周囲の音、におい、光、人の雰囲気など、環境からの刺激にとても敏感です。
例えば、小さな雑音が気になったり、人混みで疲れやすくなったり、近くの人のイライラをすぐに察知したりすることがあります。このような敏感さは、患者さんのちょっとした変化に気づく力にもつながります。

③ 五感が敏感
HSPの人は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚など、五感からの刺激に対しても敏感です。
こちらも、細かいところに目が行ったり、においの違いにすぐ気づいたり、患者さんを触った時に「いつもと違う」とすぐにわかったりすることがあります。この敏感さは、危険をいち早く察知する「生き残りの知恵」とも言えます。

④感情が豊かで共感しやすい
HSPの人は、自分の感情も他人の感情も強く感じやすいという特徴があります。
そのため、悲しい話を聞いて涙が出たり、嬉しい出来事に深く感動したりすることが多くなります。
このような感受性の高さは、他者の気持ちに寄り添う共感力につながるため、看護師として患者さんにやさしく接する力として発揮されます。

看護の現場では強みになる一方、刺激を受けすぎるとストレスや疲れやすさにもつながるので、うまくセルフケアすることが大切です。
HSPは「ただの気にしすぎ」ではなく、生まれ持った気質です。
看護師にとっては、患者さんへの共感や観察力という形で、HSPの特性が大きな強みになります。
自分自身や他人の「敏感さ」を否定せず、特性として受け入れることが、よりよいケアや人間関係づくりにつながっていきますよ。 

本日のまとめ


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