本日の質問
胆汁廛を調べるにあたって、「胆汁漏」という言葉がよく出てくるのですが、胆汁廔と胆汁漏ってどう違うんでしょうか?
あと、実習に行ったときには、排液の色や量、腹痛、発熱、黄疸の有無を観察しようと思ってるんですが、他にも見ておいたほうがいい観察項目やアドバイスなど助言があれば教えてほしいです。

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本日の回答
胆汁瘻と胆汁漏は少し意味が違います。
胆汁瘻は、胆道と皮膚・腸管などの間に、胆汁が排出される「通路」ができている状態です。たとえば、手術後にドレーンを通して胆汁を外に出すときなど、意図的に作る場合もあります。
胆汁漏は、胆嚢や胆管に傷や狭窄があって、胆汁が本来の通路以外から腹腔内や組織に漏れ出してしまう状態を指します。
実習で観察するポイントとしては、すでに挙げている観察項目に加えて、次の項目もチェックすると安心です。
・ドレーン周囲の皮膚状態
・ドレーンの固定と閉塞の有無
・バイタルサイン、全身状態の推移
・水分バランス、電解質バランス
・患者さんの訴え
これらを合わせて観察することで、胆汁瘻の悪化や二次的なドレーン閉塞、感染、電解質異常などの合併症を早期にキャッチできます。